三戸隆史さん(エンジニア ⇒ マネージャー)
文系出身から、20年のエンジニア経験へ。
そして51歳の転機

私はもともと西南学院大学大学院で国際環境法を学んでいました。 いわゆる文系出身で、当時は就職氷河期。研究職にも就けず、しばらくフリーター生活をしていました。 その中で趣味として続けていたプログラミングにのめり込み、28歳のときにエンジニアとしてキャリアをスタートしました。以降、約20年間にわたって業務システム開発に携わり、設計・実装・要件定義と、現場のすべてを経験してきました。気づけば「仕事が趣味」というくらい、技術の世界に没頭していましたね。
50歳を過ぎた頃、次第に感じたのは“技術をどう経営に活かすか”という視点の必要性でした。
ちょうどその頃、15年前に一緒に仕事をした樋口さんから声をかけてもらい、エイドリームコンサルティングに転職を決意。「この人ともう一度仕事がしたい」「年齢ではなく、経験と学びを評価してくれる環境で挑戦したい」——それが、51歳で新しいキャリアに踏み出した理由です。
技術を“経営の武器”に変える、PMOという仕事
現在はPMOとして、クライアント企業のプロジェクト推進を支援しています。現在の仕事で特徴的なのは、一般的なユーザー企業ではなく、パッケージベンダー側の支援を担っている点ですね。大手クライアントと向き合うパートナー企業の品質管理や進捗管理、体制づくりをサポートしています。
20年以上のエンジニア経験があるからこそ、「エンジニアとちゃんと話ができるPMO」でいられる。
これは自分の一番の強みです。技術がわかることで、現場の課題や曖昧な要件を見逃さず、プロジェクトを本質的な方向に導けます。
“技術を作る力”ではなく、“動かす力”へ。
今はまさに、現場の知識を経営の意思決定に活かすフェーズを楽しんでいます。
変化の激しい時代に求められる「学び続ける力」

AIが急速に進化する中で、私自身も常に学びを止めないようにしています。社内ではChatGPTのプロンプト設計や、様々なAIの活用研修を担当し、メンバーのスキルアップにも関わっています。
AIがコードを書く時代だからこそ、人間に求められるのは「読解力」や「思考の構造化」だと感じています。「国語力のあるエンジニアが、AI時代の強者になる」とよく言うのですが、まさに文脈を理解し、AIが出した答えの意味を読み解く力が重要です。
技術やツールはあくまで「道具」でしかありません。本質を見抜く力と知的好奇心を持ち続けることが、プロフェッショナルとしての成長につながると感じています。
自由と裁量が、最高の成長環境になる
エイドリームは少数精鋭で、ひとりひとりに大きな裁量があります。
リモートワークが中心で、私は自宅に仕事用とプライベート用の机を分けて切り替えています。
「仕事が趣味」と言えるほど、自由度と集中の両立ができる環境です。
この会社の魅力は、「自由」と「責任」がセットになっていること。
決まったルールに従うのではなく、自分で仕事を設計し、提案し、実行していく。そうしたスタイルに共感できる人にとって、エイドリームは最も力を発揮できる場所だと思います。
私にとってエイドリームは、まさに「会社のお医者さん」のような存在です。問題を抱えた企業に寄り添い、治療し、再び動かせるようにする——。そんな仕事に誇りを感じています。
1日のスケジュール例
- 業務スタート
- クライアント打ち合わせ
-
打ち合わせ・資料作成・課題対応
午後も会議が多い - 打ち合わせ・残務処理
- 業務終了。
スタッフインタビュー
-
エイドリームの働き方って、どのくらい自由なんですか?
-
とても自由です。
週2回ほど出社しますが、基本はリモートワークで、自分の裁量で働けます。
私は自宅に「仕事用」と「プライベート用」の机を分けていて、座る場所で気持ちを切り替えています。
働く時間帯も比較的柔軟で、夜に作業することもあれば、昼にまとめて会議が入ることもあります。
「仕事の進め方を自分で設計できる環境」ですね。
-
残業や忙しさはどんな感じですか?
-
業務時間の4分の3は打ち合わせというくらい会議は多いです。
クライアントの案件が重なると忙しくはなりますが、無理に詰め込むことはありません。
残業時間は自分でコントロールできて、定時(17:30)を過ぎても会議がある日は、その分を後で調整しています。形式的な残業申請などはなく、実績と成果で判断される職場です。
-
チームでのコミュニケーションはどんな感じですか?
-
テレワーク中心ですが、ランチミーティングや定例の勉強会など、顔を合わせる機会もきちんとあります。
また、プロジェクトは必ずチームで担当するので、1人で「現場に放り込まれる」ということはありません。
「一緒に考える」文化が根づいていて、社内でも気軽に相談できる雰囲気です。
-
入社してすぐはどんな流れで仕事を覚えるんですか?
-
最初の1か月は、実際の案件に入らずOJT研修が用意されています。
コンサル未経験の人でも安心してスタートできるよう、
「仕事の進め方」「資料作成の型」「課題整理の練習」などを通して全体像を掴む期間です。
その後、既存メンバーと一緒にプロジェクトに入り、徐々に実務に慣れていきます。
-
どんな人がエイドリームに向いていると思いますか?
-
真面目にコツコツと、地道な仕事を続けられる人です。
コンサルというと華やかに見えるかもしれませんが、実際の9割は泥臭い課題解決の積み重ねです。
ただ、その分クライアントから「あなたが来てくれて助かった」と言われた瞬間の喜びは大きいですね。
変化を楽しみながら、学び続けられる人には最高の環境だと思います。
「今の自分に物足りなさを感じている」SEやITエンジニアの方へ。

こんな方と一緒に仕事をしたい!
- やっぱり成長したいと思ってる人
- 前向きに変化を受け入れられる人
- 自分で考え、学び続けられる人